オイルショックとは、いつどんな原因の出来事?

現在コロナウィルスの影響でオイルショック並みのトイレットペーパー騒動が発生していると話題になっています。

しかし現在のトイレットペーパー不足の発端はSNSのデマ情報からと言われていますね。

オイルショックによるトイレットペーパー買い占め

 

それはさておき、この騒動によりニュースやテレビ番組でよく目にする「オイルショック」とは一体何なのかご存知ですか?

今回はオイルショックについて、いつどんな原因で起こった事件なのかを解説していきます。

 

オイルショックとは

石油危機(せきゆきき)や石油ショックとも呼ばれます。

1970年代に起こった、石油の供給量が減少および供給が滞ることによる価格高騰、またはそれによる経済混乱のことです。

 

よく何かを原因とする経済混乱や経済不況のことを〇〇ショックと呼びますね。

有名どころでいうと、ニクソンショックやリーマンショックなどです。

これと同じく、オイルショックという名前から想像出来るように、一般的にオイル(石油)が引き金となる経済不況のことを指します。

 

いつの出来事?

前項で1970年代と記載したのには訳があって、今ではオイルショックと一括りにまとめられますが実は日本では2度起こっています。

1973年からの第一次オイルショックと、1979年からの第二次オイルショックがあります。

 

オイルショックの原因

第一次と第二次では原因が異なるので、それぞれ見ていきます。

 

第一次オイルショック

これは第四次中東戦争によるものです。

イスラエルとアラブ諸国の間で起こった戦争で、アラブ諸国と同じく石油生産国であるペルシャ湾付近の各国がアラブ側に支援する形で参戦しました。

 

これにより、国によっては石油輸出を禁止したり、禁止までしない国でも戦略的に輸出量を調整したりしました。

石油生産国としては、イスラエル側に支援する国に石油を送りたくないのは当然ですよね。

 

これにより、原油価格は高騰し、エネルギー革命により石油をメインのエネルギー源としていた日本も大打撃を受けることとなりました。

 

第二次オイルショック

こちらは、イラン革命によるものです。

当時イランから大量の石油を輸入していた日本ですが、イラン革命によりイランでの石油生産が中断してしまいました。

 

これにより世界の原油供給量が不足がちとなり、またしても各国からの石油価格が高騰することとなります。

 

しかし、第一次から間もないことだった為、第一次で行われた対策があったこと、それによる対応の速さもあり、被害・影響はそれほどではありませんでした。

 

トイレットペーパーについて

オイルショック当時、それとは関係なしに紙原料の価格が高騰していました。

そこに石油価格高騰というダブルパンチを受け、政府が紙製品の節約を呼びかけました。

ただし、それはトイレットペーパーなどの生活必需品に限らず、雑誌や新聞のような紙製品全般に対してです。

 

トイレットペーパーなどの紙製品は、紙の用途別で見たらごくごくわずかな使用量であり、供給難の心配はほとんどなかったそうです。

それでも一度焦ってしまった人々の行動は止まらず、市場からトイレットペーパーが消える事態に発展してしまいました。

 

そして現在、「不足情報はデマだ」、「在庫は十分だ」と発表されているにも関わらず、再びトイレットペーパーの買い占めが発生しています。

オイルショックの時と同じ過ちを繰り返しているようですね。

 

安心してください。

冷静に考えれば、コロナウィルスと紙製品はほとんど関係ありません。

 

日本の紙生産の大半は、日本国内で行われています。

あんなに軽くて比較的価格帯が安価なものは、海外で生産しても物流費が余計にかかってしまうのでメリットがありませんから。

 

まとめ

以上、オイルショックについてでした。

 

簡単に要点をまとめると、

・オイルショック=石油危機=石油ショック

・石油の供給減少による価格高騰がもたらした経済混乱のこと

・1973年から第四次中東戦争による第一次オイルショック

・1979年からイラン革命による第二次オイルショック

・一時の不安による無駄な買い占めからトイレットペーパーが消えてしまった

・当時も今も日本においてトイレットペーパー生産は順調で在庫も十分にある

 

つまり何が言いたいかというと、我が家ではそろそろトイレットペーパーのライフがゼロになりそうなんだ!ということです。

正しい情報による正しい行動を心がけましょう!

 

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